10代の自分へ

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今日はラジオを聞きながら空の雲を眺めていたら、ラジオでもし10代の自分へアドバイスをするなら、なんていいますかと問いかけられました。
出演者の一人は「もっと勉強しとけと言いたい」と言い、もう一人は「もっと遊んでおけ」でした。
それぞれ人によって違いますが、私なら何てアドバイスするかなと考え思いついたのは
「高校の時の友達を大事にして一生の友達にしろ」でした。

今孤独の中にいて、たまに頭に浮かぶのはあの高校時代の友達は今何をしているのだろう、なぜ付き合いをやめてしまったのだろうという事です。
私には高校時代に一人だけ友達と言える人がいました。

その友達の事は現在まで同窓会などもありませんので、まったく消息すらわかりません。
私は卒業の頃、進路で悩みまいっていました。それは友達にも言えませんでした。
その彼は私が悩んでいることに感づいていましたが、私が話さないので気を使いいつも明るく振舞ってくれていました。
あの時の私は、彼が気遣ってくれていることはわかっていましたが、どうにもならない悩みのほうが勝りいつしか彼を少し遠ざけようとしていました。
家庭のもめごとなど言えませんので。
私は一人悩み、卒業式を迎えました。
そして卒業式の日、式が終わると誰にも挨拶せず教室を走って出ました。
それほど、あの頃の私は偏屈な性格だったんです。
階段を下りて踊り場に着いた時、階段まで追ってきてくれた彼は私に向かって「じゃーね、またね。」とだけ言い、手を振っていました。
私も彼に「ああまたね。じゃー」とだけ言って振り向きもせずにまた階段を下り学校を後にしました。
あの時の光景が不思議と今でも鮮明に頭に浮かびます。
彼とはその後連絡も取らず、彼からの連絡もありませんでした。

私はあんなに気が合って相手をほどほどに尊重しあえる仲の友達など、それ以降一人もできませんでした。
あの頃の関係のままずっと今までいれたら、きっと親友と呼べる存在になっていたのではと思い残念で仕方ありません。
しかし今更どうしようもありません。
私は思い出すたびに瞼が潤むのを感じます。
本当にあの頃の自分へアドバイスできれば「友達を大事にしろ」です。

私は流れる雲が山に隠れてしまうのを見ながら、ため息をついてしまいました。
そして空にはポツンと小さなはぐれ雲が寂しそうに浮かんでいました。


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プロフィール

山空

Author:山空
会社が潰れて仕事を失い、ついでに株でお金も失い、そして大病を患い健康も失いました。

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