凶悪な闇の住人が現れた!

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昼間は数人いる闇の住民の中でも、比較的いい奴らが現れるが、夜を迎えると一変する。

凶悪、凶暴な闇の住民が現れる。
そして、ささやきだす。

さっき現れた奴は、こう言った。

「お前の人生をクソにした奴は誰だ?」
「お前はいつも自分がいけないとか言っているが、本当にそうか?」
「いやそうじゃないはず」
「お前はよく耐え、努力し、頑張り続けた。そうだろ」
「そうだよ。俺はいつもお前を見ていたからわかる。お前は何も悪くない。」
「じゃあ本当に悪いのは誰だ?わかるか?」

「分かっているんだろ?本当は!だがそれを言ったら俺に支配されてしまうと思っているから言えないだけだ。」
「大丈夫だよ。思っているだけならな!」
「行動にさえ移さなければ、何も変わらないから。しかし、クソの人生だけが続くことになるがな」

「しかし、昔はこんなにひどい世の中じゃなかったな。そうは思わないか?」

「仕事はそこら中にあってよ。好きな時に働けた。しかも簡単で楽な仕事も多かったな。」
「皆、金が欲しい時は働けばどうにでもなった。そうじゃなかったか」
「お前もかなり残業代を稼いでいたじゃねーか。ろくに仕事もしねえで仲間とサボりながらよ」
「それでも会社は儲かっていたから、社員に惜しみなく金を出していたな。
それがどうよ。今は会社は前より儲かっているのに賃金は下がりっぱなしじゃねーか」
「それにお前みたいに職に就けないやつも増えている。いいところは見つかったかい?」
見つけても、そこはお前を奴隷にしたくて手ぐすねを引いているぞ。俺は奴らの考えていることが見えるんだよ」

「いいのか、このままで。分かっているんだろ。本当は何がいけないか?誰がいけないか?」

「おっと、俺の出番はここまでだ。後はお前次第だな。まあ、せいぜいクソ人生を楽しみな!」
「もし、もっと話を聞きたかったら、次に現れる奴に頼みな。ただし、次に現れる奴はもっとも危険だからな。
覚悟しな」

そう言って、消えて行った。

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クソ人生に誰がした?

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仕事は楽しいかい?
無職は最高かい?
結婚は?家庭はいいものかい?
今の人生は幸せかい?

何もかもがクソだ!

今日はそういう気分だ。
時々訪れる............        闇の世界

希望を見失ない。絶望に心の中が覆われている時に現れる。

仕事が見つからない怒りからこうなった。
働くことへの希望、   見つからず失望、   そして絶望し、   最後に怒りが闇の世界を連れてくる。

「仕事を選んでいるから見つからないんだ!」
闇の中で声がした。もう一人の自分だ。

「誰がやりたくもない仕事なんかできるか!
職業選択の自由は憲法にだって書かれているだろ!」

「そんなこと言ってる場合か?クソ無職が!」

「なんだと!今までお前が働いてきて、分からなかったのか。
クソのような職場で、クソの様に働かされてきたのに!
安い給料でしかも仕事の量は馬鹿みたいに多くて、残業もサービスが当たり前だったのに
社畜どころじゃないだろ、社員にもなれなかったから。単にゴミクズだ。お前なんか!」

「ゴミだ。クソだとか言ってんけどよ。俺はお前だぞ。お前は自分で自分の事、クソだのゴミだの言ってんだからよ。
もう少し、口の利き方に気をつけろよ」

「なんか、メンドくせい設定だな」
「しかしなあ。働かなけりゃな~、お前よお~。
どうすんだ。まだ生きちまうかもしれねーぞ。この先。」

「分かってるよ。そんな事。でも見つからねーじゃねーかよ」

「ん~~~ん。何とかなんねーのか?妥協してとかさ?もう少し嫌な仕事でも頑張ってみるとかよ」





「ん~~ん」
「やっぱ。ヤなもんはヤダな」

「......           」

「おーい。どうした?答えろよ! おーーーーい」

闇の中には自分の声がこだましているだけになってしまった!

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プロフィール

山空

Author:山空
仕事、お金、健康を失いました。それでも生きていくしかありません。

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