大丈夫なのかと心配になった

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いつもお昼を食べに寄る公園でのこと。
その公園は、そんなに大きい公園ではないが、駐車場だけがやたら大きい。

30台ぐらいは停められそうだ。
その駐車場に、いつも停まっている車がある。
お昼を食べに寄ると必ず停まっているのだ。

はじめはその車の人もお昼を食べに来たんだと思っていたが、どうも様子がおかしい。

出勤途中にその公園の駐車場が道路から見えるので、今朝の出勤の時も何気なくそっちを向くと、同じ車があった。
時間は7時半過ぎだった。

その人は出勤時にも公園の駐車場に寄っているのかと思ったが、どうも違うようだ。
なぜそう思ったかは、何回か朝に、その駐車場に停まっているのを見たこともあるし、
今日は、朝と同じ場所にお昼も停まっていた。そういう事が何回かあった。

今日は月曜日なので駐車場はいっぱいだったはず。それだから、もしその人が後から来たら同じ場所へ停めるのは難しいはずだ。
まあ偶然同じ場所が空いていることだってあるが、確率は低い。

それに自分がいつもその公園による時間は、昼の1時半ごろだから駐車場もすいているし、お昼を食べに来た人は、とっくにそこにはいなくなっていた。
だがその人は、車のシートを倒して寝ているようだ。

昔、問屋の営業マンをしていた時もよく公園でお昼を食べてから少しシートを倒して昼寝をしたことがあるが、さすがに1時半過ぎまで寝ていたことはない。
そんなに車のシートを倒しても寝れないのだ。

今日は少し様子を見ようと長居した。
2時半ごろまで私もシートを倒して様子を見ながら寝ていた。
しかし、2時半を過ぎても、その車だけが動かなかった。中の様子を見たらその人は、新聞を読んでいた。

歳は同じぐらいに見えた。メガネをかけていてネクタイもしめていた。
サラリーマン風だ。
怪しい風には見えない、どこにでもいそうな感じの人だった。

ふと、もしかしてと思ってしまった。

エア出勤ではないかと!

私も昔やったことがあった。仕事をやめてしまった時、親にも話せなかったので、毎朝、おにぎりをもって出勤するふりをしていた。
その時も実家暮らしだったし、転職も2回目だったため辞めたとは言えなかった。
親から「お前は根性なしだ!だらしがない!」とか言われるのではないかと恐れていたから、言い出せなかった。
実際には、辞めたことを伝えても何も言われなかった。
むしろ「若いうちだから、納得のいく仕事を探せばいい」と励まされた。

そんな経験もあったので、もしかすると、その人も仕事を辞めたことを家族に言えなくて公園の駐車場に車を停めて夕方の帰宅時間までそこにいるのではないかと思った。
だいたい同じぐらいの年の人だから、家族を持っているはず。奥さんや子供もいるはずだ。
そうなると、私の比ではないはず。一家の大黒柱だから仕事をやめたなんて言い出せるわけがない。
もし自発的にやめたのではなくてリストラや倒産だとしても同じことだ。

これは私の想像なので事実は分からないが、そうであってほしくない。
エア出勤は非常に辛い!

私も3か月間、エア出勤をしたが、行くところがなくなるのだ。ハローワークには毎日のように通い、ホームセンターや家電量販店、デパートなどを渡り歩き、そして最後は、図書館にたどり着く。
そこには、やはり同じような境遇の人が何人か集まってきていた。
それを見ていると、やりきれなくなる。

そういう風な生活が長引くほど、死にたくなってしまう。
人によっては行方不明なんて事もありえるはず。

もし、その人が本当にエア出勤をしているのなら、早く仕事を探してもらいたいと思う。
同じ場所にとどまってしまうと、どうにでもよくなってしまうからだ。
公園の駐車場などは、何時でもいつまでも停めていられるからダメになる。
早くそこから脱出してもらいたい。

そう思った。
しかし、本当にエア出勤をしているかどうかも分からないので、しばらくは様子を見ることにしよう。
そうでないことを祈る。

自分の様に苦しむ姿は、見たくない。ましてこんな世の中では、非常に深刻さを感じるからだ。


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山空

Author:山空
会社が潰れて仕事を失い、ついでに株でお金も失い、そして大病を患い健康も失いました。

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