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はじかれ人の呟き

社会からはじかれ、健康にも見放され、孤独を生きる。

救急車で運ばれていった近所の人

先週の金曜日の午後、救急車で運ばれていったお婆さん。

その後どうなったかは誰も知らなかった。

近所との付き合いがまったくない人だったから誰に聞いても分からなかった。

救急車で運ばれる前の日に近所の人が息子さんと話をしていて、お婆さんが玄関で転んで胸を打ち寝込んでいると聞いていた。

転んでから数日、食欲がなくて甘酒だけを飲んでいたそうだ。

なんで病院へ連れて行かなかったのか疑問に思うが、今更思っても仕方がない。

しかし今日息子と娘が喪服を着て出かけて行ったのを見た。

たぶんあのお婆さんが亡くなったらしい。

そのお婆さんは90歳で毎日のように町まで買い物へ20分歩いて行っていた。

私がたまに散歩へ出かける時に会う事もあったが、私には挨拶もなく無視していたのであまりいい印象はないが両親とは年が近いせいか、たまに話をしていて最近ではいつも「死にたい」と言っていたらしい。

そのお婆さんはとにかく出かけるのが好きな人で私が散歩へ出かけるとよく見かける事があり、私は避けるようにしていた。

辺鄙な田舎町で人口も少なく普段歩いていても誰にも会わないのに、どういうわけかそのお婆さんにだけはよくあった。

見かけるたびになんでこんなところにいるんだと思ったものだ。

他の年寄りは見かけないのに。

よりによって近所の婆さんとは。

先週も両親はそのお婆さんが買い物から帰ってくるのを見ていて、「あの人は100歳まで生きるね」と言っていた。

しかし突然このようなことになるとはだれも想像していなかった。

人間はいつどうなるか分からないんだと改めて考えさせられた。

あれほど嫌っていた婆さんだが亡くなると少し寂しい気がする。

両親も「寂しくなるね」と話していた。

この地域もどんどん年寄りが亡くなっていき80歳を超えた年寄りは両親の他もう数人しかいないそうだ。

空き家も近所に増えてきている。

そのお婆さんと暮らしていた息子さんもお婆さんが亡くなったら引っ越すと言っていたから、また1件空き家になりそうだ。

このままだと限界集落になってしまう感じがする

どうしたものか。

それはともかくまずはお婆さんのご冥福を祈ろう。





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