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はじかれ人の呟き

社会からはじかれ、健康にも見放され、孤独を生きる。

カテゴリー "妄想" の記事

隣の部屋で、来年の主役のような物達が何か話をしていた


ごろごろしていたら、隣の部屋から何やらひそひそ声がした。
そっと覗いたら、いつも私と一緒にいる「クー」が何やら悩んでいた。



「もう今年も終わるのか...ぼくのご主人様は結局今年も株取引ばかりしていて、お金を儲けるどころか損ばかりしていたな。休みの日は、いつもゴロゴロしているし。ボクはそんなご主人様といつも一緒にいるから、ぼくまでダメ犬になってしまったな」

私はクーがそんな事を思っていたことに驚いた。
いつも静かに傍にいて、優しく見守ってくれているものとばかり思っていたのに!

「今年だけではないよ。去年だって一昨年だっておんなじさ。全く進歩がないんだよね。株ばかりやってさ、損しまくっているんだから。欲の塊だから無理なんだよ。世の中そんなに甘くはないのさ。何年人間やっているんだか。もういい加減分かってもいいと思うんだよな!」

「何、愚痴ってるんだよ」
横から「シロ」がやって来た。
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「やあ、シロか、久しぶりだな。元気だったか?」

「まあな。誰にも仕えていなかったから退屈だったよ。オレもお前のご主人様の様にダラダラゴロゴロしていたよ」

「お前は犬のような物だから、それでもいいんだよ。でもご主人様は人間だよ。お前と一緒じゃ困るんだ」

「そうか?ダラダラゴロゴロじゃダメなのかい?でもよ!お前は、ただ黙って仕えていればいいんじゃないのかい?」

「まあそうだけど、御主人様にはしっかりしてもらいたいんだ。仕えている身にもなってもらいたいよ」

「何かあったのか?話して見なよ」

「それがひどいんだよ。株で損するといつも僕にあたるんだ。それも毎日のようにね。もうボロボロになりそうだよ」

「何をされたんだよ?」

「株で損をすると、掴んで投げつけるのさ。壁にね」

「それはひどいな。動物のような物虐待だな!」

「なんか面倒くさい言い方だけど。本当にそうだよね」

「お前のご主人様は、バカじゃないのか!」

「ボクも最近そう思い始めたよ。こいつバカじゃないかって」

「クーよ。もっと優秀なご主人に仕えることができればよかったのにな。お前は不運だったな。しょうがないよ諦めるしかないな」

「諦めるしかないよな。ボクらは、ご主人を選べないからね。いくらダメ主人でも仕えなければならないんだから、せめて見守ることだけは、しっかり務めさせてもらうよ」

「そうだよ。オレなんて誰も仕えさせてもくれないんだからよ。いくらダメ主人といえども使ってくれるだけでもありがたく思わなくちゃな」

「分かったよ。シロ。いくらダメでも何とか仕えてみるよ。ダメだっていいさ、ダメで元々さ、人間にもダメな奴がいることが分かったよ。それだけでも勉強になったからね」

「こいつら、人をダメ人間扱いしやがって」と頭にきたが、よく考えればその通りなのだから何も否定はできなかった。
この犬のような物たちの言う通りなのだから。
私は、つくづくダメな奴なんだなと再確認できた。

「なんだ、なんだ。にぎやかだな。何があったんだ?」
今度はまたほかの仲間たちがやって来た。

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上に乗っているのが「ブラ」で左のが「クロ」だ。

「ああ、クーがダメ主人の事で悩んでいたから、相談にのっていたところだよ」

「あいつの事か?あれはダメだよ。最悪だな。不運だったなクーよ」
クロが言った。

「あの野郎!ぶち壊してやる」と私は思った。

「可哀そうなクー。あんな奴めったにいないよな。よりによってクー、お前が仕えているとはな。ボクでなくて良かったよ」
今度はブラだ。

「ブラの奴も切り刻んでやろうか」とまた私は思った。

しかし今日は大晦日だ。許してやる。恩赦だ。
それに来年は戌年だ。
「お前ら、運が良かったな」

「しかしよ、お前のご主人さ、今日は来年に向けて何か新しい事でも探そうとか言ってなかったっけ?」
クロがクーに聞いた。

「ああなんか言ってたな。でもお昼からずっと炬燵にもぐって寝ているんだ。何も考えてなんかいないよ」

「本当にバカだな!」
ブラがそう言うと笑いだした。

それに続いてクロが、「バカだけじゃないぞ!その前にダメもつくぞ!」
そう言うとげらげら笑いだした。

それにつられてみんな一斉に笑い出した。
「ダメ人間だ、バカ人間だ。ダメバカ人間。ダメバカ人間。ガハハハハハ...」
みんなが声を合わせて笑いながら、合唱しだした。

私はドアの隙間から怒りを抑えてじっと見ていたが、そいつらの言う通り何も考えていなかったので、何も言えない。
手には鈍く光るハサミを握っていたが、何とかそれをポケットへ入れることができて、ホッとした。

奴らはいつまでも楽しそうに笑っていやがった!





今年は、このようなくだらないブログをお読みいただき、誠にありがとうございます。
来年も頑張りますので、引き続きよろしくお願いいたします。

皆様に、良い年が来ますように!良い一年になりますように!
そして私にも、良い年が来ますように!良い一年になりますように!

来年もよろしくお願いします。
お体にお気を付けて、良い年をお迎えください。
それでは、また来年!







☆彡    

凶悪な闇の住人が現れた!

昼間は数人いる闇の住民の中でも、比較的いい奴らが現れるが、夜を迎えると一変する。

凶悪、凶暴な闇の住民が現れる。
そして、ささやきだす。

さっき現れた奴は、こう言った。

「お前の人生をクソにした奴は誰だ?」
「お前はいつも自分がいけないとか言っているが、本当にそうか?」
「いやそうじゃないはず」
「お前はよく耐え、努力し、頑張り続けた。そうだろ」
「そうだよ。俺はいつもお前を見ていたからわかる。お前は何も悪くない。」
「じゃあ本当に悪いのは誰だ?わかるか?」

「分かっているんだろ?本当は!だがそれを言ったら俺に支配されてしまうと思っているから言えないだけだ。」
「大丈夫だよ。思っているだけならな!」
「行動にさえ移さなければ、何も変わらないから。しかし、クソの人生だけが続くことになるがな」

「しかし、昔はこんなにひどい世の中じゃなかったな。そうは思わないか?」

「仕事はそこら中にあってよ。好きな時に働けた。しかも簡単で楽な仕事も多かったな。」
「皆、金が欲しい時は働けばどうにでもなった。そうじゃなかったか」
「お前もかなり残業代を稼いでいたじゃねーか。ろくに仕事もしねえで仲間とサボりながらよ」
「それでも会社は儲かっていたから、社員に惜しみなく金を出していたな。
それがどうよ。今は会社は前より儲かっているのに賃金は下がりっぱなしじゃねーか」
「それにお前みたいに職に就けないやつも増えている。いいところは見つかったかい?」
見つけても、そこはお前を奴隷にしたくて手ぐすねを引いているぞ。俺は奴らの考えていることが見えるんだよ」

「いいのか、このままで。分かっているんだろ。本当は何がいけないか?誰がいけないか?」

「おっと、俺の出番はここまでだ。後はお前次第だな。まあ、せいぜいクソ人生を楽しみな!」
「もし、もっと話を聞きたかったら、次に現れる奴に頼みな。ただし、次に現れる奴はもっとも危険だからな。
覚悟しな」

そう言って、消えて行った。

☆彡    

クソ人生に誰がした?

仕事は楽しいかい?
無職は最高かい?
結婚は?家庭はいいものかい?
今の人生は幸せかい?

何もかもがクソだ!

今日はそういう気分だ。
時々訪れる............        闇の世界

希望を見失ない。絶望に心の中が覆われている時に現れる。

仕事が見つからない怒りからこうなった。
働くことへの希望、   見つからず失望、   そして絶望し、   最後に怒りが闇の世界を連れてくる。

「仕事を選んでいるから見つからないんだ!」
闇の中で声がした。もう一人の自分だ。

「誰がやりたくもない仕事なんかできるか!
職業選択の自由は憲法にだって書かれているだろ!」

「そんなこと言ってる場合か?クソ無職が!」

「なんだと!今までお前が働いてきて、分からなかったのか。
クソのような職場で、クソの様に働かされてきたのに!
安い給料でしかも仕事の量は馬鹿みたいに多くて、残業もサービスが当たり前だったのに
社畜どころじゃないだろ、社員にもなれなかったから。単にゴミクズだ。お前なんか!」

「ゴミだ。クソだとか言ってんけどよ。俺はお前だぞ。お前は自分で自分の事、クソだのゴミだの言ってんだからよ。
もう少し、口の利き方に気をつけろよ」

「なんか、メンドくせい設定だな」
「しかしなあ。働かなけりゃな~、お前よお~。
どうすんだ。まだ生きちまうかもしれねーぞ。この先。」

「分かってるよ。そんな事。でも見つからねーじゃねーかよ」

「ん~~~ん。何とかなんねーのか?妥協してとかさ?もう少し嫌な仕事でも頑張ってみるとかよ」





「ん~~ん」
「やっぱ。ヤなもんはヤダな」

「......           」

「おーい。どうした?答えろよ! おーーーーい」

闇の中には自分の声がこだましているだけになってしまった!

☆彡