はじかれ人の呟き

社会からはじかれ、健康にも見放され、普通じゃない生活の記録。

一茶の言葉



「他の富めるをうらやまず、身の貧しさを嘆かず。
ただ慎むは貪欲、恐るべきは奢り」

                          
これは小林一茶の言葉で、昔から好きな俳人の一人だ。

金持ちをうらやまず自分の貧しさを責めないということだろう。

よく自分も金持ちをうらやましがっていた頃があったな。

そして自分の低収入を嘆いていた。

今はもうそういうことはなくなったが。

何故かと言えばもう諦めたからだ。

いくらうらやましくたって金持ちにはなれないし、いくら収入が低くてもそれ以上は無理だと知り、その低収入で生きることを考えるようになったからだ。

そして、「ただ慎むは貪欲、恐るべきは奢り」だが、慎むということは贅沢を知った者のすることで、最も恐ろしいのは贅沢を知ることだということ。

本当に贅沢を一度知ってしまえばもうそれ以下では暮らせない。

何とか慎んで生活しようかと思ってもまた欲が出てきてしまい止まらなくなる。

麻薬と似ているようだ。

贅沢は本当に恐ろしい。

特に貧乏な自分のような者にとっては。

都会には贅沢がたくさん存在する。

自分の住んでいるところは田舎だからまだいいが。

それでもネットがはびこるこの世界ではその贅沢を簡単に知ることができてしまうから厄介だ。

見るだけならいいが一度でも経験してしまえばもう逃れることはできないだろう。

よほどそれらにはまらないように自分を律しなければいけないと思った。

「贅沢は敵」 とは今も昔も共通の言葉だ。

一茶も贅沢と戦っていたに違いない。当時は一茶の句はまったく売れなかったそうだし。

今日はたまたま読んだ雑誌で知った言葉だったが強く同意してしまった。



一茶の句で印象的な句は
   
  「めでたさも中くらいなりおらが春」

  「痩せガエル負けるな一茶ここにあり」

  「これがまあ終の棲家か雪五尺」






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