はじかれ人の呟き

社会からはじかれ、健康にも見放され、普通じゃない生活の記録。

あなたの夢は何ですか?

今朝の産経新聞にこんな詩が載っていた。




さすがにもう手遅れのような気がする。

作者は56歳

きっとアルバイトでもしながらバンドで売れることを信じてやってきたのだろう。

詩の天才を信じてとあるから作詞家かな?いや詩人なのかな?

どちらにしてもそれらで食っていけるものと考えていたのだろう。

しかし、56になりやっと自分の才能のなさに気が付いたのだろう。

そしてもう平凡も無理だと考えている。

実際この人にあったこともないからどうこう言うこともできないが、さすがに厳しい。

今から就職するにしてもかなり難しい。

せいぜいアルバイトがいいところだろう。

でも何とかアルバイトを見つけることができたとしてもそこには希望はない。

今まで夢を抱いて生きてきた人にとっては地獄だ。

何とかできなかったのだろうか?

もう20年ぐらい早く気づけなかったのだろうか?

もう後悔することしかできない。


夢って何なのだろう?

小さい頃、よく大人たちから「僕の将来の夢は?」なんてよく聞かれた。

私の場合は何もなくていつも答えなかった。

そうすると大人たちから「子供は大きな夢を持たなければダメだぞ!」と言われた。

そしてまた大人たちは「夢は絶対叶うから。頑張れ」と無責任な言葉を投げつけられた。

また日本の安っぽいJポップなんかでも「かなわない夢なんかないんだ」「夢をかなえよう」なんて歌がはやりだした。

私はいつもそういう歌や言葉を聞くと反吐が出る。

みんながみんな、夢がかなうわけがない。

数万いや数千万人の一人ぐらいだろうか本当に夢がかなう人は。

もちろん夢にも色々あるが、ここでは歌手や作家やシンガーソングライターについて書いているからご了承を。

そういえば前働いていた問屋にもものまね芸人を目指していた奴がいたな。

そいつはもう40歳近くだったが芸人を目指してアルバイトで食いつないでいた。

周りからは冷たい目で見られていた。

結局アルバイトも来なくなりその後もわからない。

私はいつもこういう話や記事を見ると思う。

子供に夢を強制しないでもらいたい。

そして「夢は必ずかなう」などと吹き込まないでほしい。

どうしても夢を持ってほしいと願うなら、夢はかなわないこともあることも教えてもらいたい。

そして努力して無理かもと思った時には、諦めることも肝心だということも教えるべきだと思う。

そうすればこの詩の作者のような人を作り出さずに済むのではないかと思っている。


この世は綺麗ごとが多すぎる。

成功者のストーリーばかりが語られ、敗北者のストーリーがまったく語られない。

敗北者の方が圧倒的なのに。



最後にこんな言葉を聞いたことがある。


「夢を持てと励まされ、夢を見るなと笑われる」



夢って何だろう?












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