はじかれ人の呟き

社会からはじかれ、健康にも見放され、普通じゃない生活の記録。

寂しくなる診察室

今日、年に1回になった精密検査へ行ってきた。

朝の5時40分に起きて歯を磨き顔を洗って身支度を整え、6時45分に車で家を出た。

朝陽が丁度登るところで東に向かって走っていたので眩しかった。

7時25分に病院について8時まで待ち、採血をしてレントゲンを撮りそれから2階へ行って心電図と心臓のエコーをやった。

レントゲンまでは1時間待ち9時過ぎに終わり、心電図とエコーは30分ほどかかった。

エコーではいつも念入りに行われるのでそれだけで20分はかかる。

10時に終わって11時の診察時間まで待った。

やっとこ時間になり呼ばれて診察室に入った。

そこにはいつものように手術をしてくれた先生がいた。

その先生を見るといつも安心する。

歳は40過ぎなので私よりは10歳も若いのだが落ち着いていて朗らかな顔が安心感を覚える。

先生はゆっくりとした口調で何事もないと精密検査の結果を教えてくれた。

私は安心して次もまた1年後かなと考えていたら、先生が突然「私は今月で退職するんですよ。だから今度は薬をもらう病院で精密検査を受けてください」と言われた。

私はびっくりして「えっ、本当ですか? …… 寂しくなりますね」とやっとこ口にすることができた。

先生は微笑んでいるだけでそれ以上何も言わなかったが、私にとってその先生は心臓弁置換手術をしてくれた言わば命の恩人だ。

私は何とか気持ちを伝えたかったが、淡々と事務的に話をするので話しそびれてしまった。

部屋を出る時に「6年間大変お世話になりました。先生もお体に十分注意して過ごしてください」とだけ言って頭を下げて診察室を出た。

車で帰る途中、もう少し何か気の利いたことが言えなかっただろうかと少し後悔した。

何とも寂しい帰り路となってしまった。



だから改めて書いておこう。先生はこのブログの事は知らないだろうが

本当にありがとうございました。

手術をしてくれてから6年間本当にお世話になりました。

御恩は決して忘れはしません。

これからの先生のご活躍を楽しみにしています。

また会えることも願っています。

本当にありがとうございました。







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