はじかれ人の呟き

社会からはじかれ、健康にも見放され、孤独を生きる。

昭和一桁の頑固じじい

朝7時半、いつものように風呂掃除をしようと思ってお風呂場へ行ってみたら親父が風呂洗いをしていた。

親父は先日、89歳になった。

身体だけは今のところ元気だが相変わらず頑固だ。

少しは大人しくなったが昔はよく酒を飲むと荒れまくっていた。

酒癖が悪かった。

家族に仕事の愚痴や気に入らないことを当たり散らす。

近所でもその酒癖の悪さで有名だったと思う。

最近は酒を飲まなくなったからそういうこともなくなった。それに年を取ったのもある。

13年前に胃がんになり胃を全適した。

それからは3か月ごとに医者へ行っていたが、3年前に医者へ行くのが嫌だと言い出してから行かなくなった。

こっちが行ったほうがいいといっても言うことを聞かない。

歳だし仕方ないからあきらめている。

その親父がたまに気が向くと風呂掃除をする。

普段はいつも朝食の後はこたつに入ってぼーっとテレビを見ているだけなのに。

「こんなことは簡単なことだ。俺に任せろ」と言っておきながら3日も持たない。

風呂掃除をしない日に親父に言うとムスッとして何もしない。

仕方なく私が掃除をする。

昔なら私もそんな親父をよく罵り喧嘩したが、今ではもうあきらめている。

まったく危ない日々を今まで何回過ごしてきたのだろうか。

本当に危ない時があったからな。

昔はよく窓ガラスや電化製品が壊れたな。

あれは戦争といってもいいほどだった。

あの時が懐かしい。

もう御免だが。









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